オランダへようこそ


みなさんは、オランダへ ようこそ と言うエッセイをご存知ですか? 

オランダへようこそは、アメリカの作家・社会活動家のエミリー・パール・キングスレイによって1987年に書かれた、障害を持つ子供を育てる 関わっていくと言う事を、パパやママ、じぃじ、ばぁばを含め、周りの人に知って貰う為に出産から障害があると解る時までをイタリア旅行に、障害があると解った瞬間からをオランダ旅行に例えて書かれたエッセイです。私がこのエッセイを知ったきっかけは、あるドラマでした。
 この頃の私は、双子が発達障害だと言う事は、頭の中では理解してました。でも、やっぱり受け入れたくなかった。頭と心はバラバラ。

それでも、ママだから!と双子のお稽古🖌️ 塾の送迎📖 学校の宿題の付き添い📄 子供会役員の仕事 自分の仕事をこなし、毎日毎日を生きるだけで精一杯。テレビを見る時間は、殆どありませんでした。でも、その日は、たまたま、主人の帰宅が早く家事も普段より少し早く終わっていたので、何気なくテレビを付けてました。その時目に入ったのが、きっかけとなるドラマでした。いつもなら、テレビをつけてても、まともに見る事は無く、流してるだけ。でも、ドラマの中で
   
   「赤ちゃん 産まれまーす」

 この言葉を聞いた時、ドラマに釘付けになりました。だって、自分自身も体験し、聞いた言葉なんですから。そして、主人に抱きつき大号泣。この時、やっと頭と心が一つになり、どんな事があっても、この子達を受け止めよう。と夫婦で感じた瞬間でした。みなさんも思い出して下さい。我が子に会えた瞬間を。元気に産声をあげ、私達をパパ ママに選んでくれた我が子の気持ちを。我が子の偉大さを。そして、子供達のペースに合わせて進む事で、子供達と一緒に居られる時間がたくさん出来る事を楽しんで下さい。

きっと掛け替えのない素敵な時間になると 私は信じています。

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